VTuberとは仮想のキャラクターが活動する新しいスタイルの動画

動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で活動するYouTuberは、今では動画配信の担い手として知名度が定着しています。

一方、VTuberと呼ばれる動画があります。

VTuberはYouTuberから派生した言葉で、近年大きな影響力を持つ存在になっています。

VTuberの何が人を惹きつけるのか、その可能性はどの程度かについて知ると、VTuberの楽しみ方もさらに広がるでしょう。

YouTuberとVTuberの違い

VTuberはごく最近になって注目されてきた存在であり、YouTuberより人気の歴史は浅いと言えます。

どちらもユーチューブを利用して動画配信をすることは同じです。

但し、VTuberはユーチューブ以外の動画配信システムを使っている場合もあります。

両者の根本的な違いは、YouTuberが生身の人間であるのに対し、VTuberはキャラクターである点です。

人が作成した2Dや3Dの仮想のキャラクターが動画内で活動するため、バーチャルな世界です。

VTuberがVirtual Youtuber(バーチャルユーチューバー)の略語であることからも、それは理解できるでしょう。

キャラクターではあるものの声付きで、人気声優などが担当しているケースもあります。

VTuberはYouTuberの世界から派生した新しいスタイル

YouTuberとは動画作成及び配信をして、自ら動画内で様々な活動を行う人を指します。

動画のジャンルは多岐に渡っており、あらゆる分野のYouTuberが存在します。

それぞれのユーチューブ動画は、チャンネル登録が可能です。

少ない登録者数の動画もあれば、100万人を超えるような登録者数を誇る動画もあり、YouTuberによって人気は様々です。

もちろん一般の誰もがYouTuberとして活動が可能ですが、近年では著名な芸能人がYouTuberとして新たに参入しているケースも多いです。

アイドルグループを卒業した元アイドルが、YouTuberとして新しい活動をスタートしている場合もあります。

趣味の一環として動画投稿をしている人もいますが、本格的なものになれば、ユーチューブに動画を投稿することで多額の広告費を得ている人もいます。

非常に多くのYouTuberが存在するため競争は激しく、閲覧者の動画を見る目も肥えています。

知名度だけでは必ずしも再生数は上がらず、多くの人が関心を抱く面白い動画投稿を常に行っていく必要があります。

VTuberとは、このような世界の中から生まれた新しい動画スタイルです。

動画投稿という部分はYouTuberと同じですが、VTuberはアバターと呼ばれる仮想キャラクターを動画の中心にすることで、YouTuberとは一線を画す存在になっています。

企業も広告媒体として注目するVTuber

VTuberは、2017年頃から急速に人気が高まりました。

そのきっかけを作ったと考えられるのは「キズナアイ」であり、現在では269万人(2020年3月現在)のチャンネル登録者数を抱えるほどの影響力を持っています。

その他にも人気を集めているVTuberは多く存在し、その影響力は企業からも熱い視線が注がれています。

企業が注目する点は、YouTuberやVTuberの持つ強力な集客力です。

YouTuberの中には、企業とタイアップして広告宣伝を担っているケースも多いです。

そもそも動画は素早く情報を伝えるツールとして効果的な側面を持っています。

文字が苦手な人にとっても、動画であればスムーズな形で情報に触れることができます。

優れた集客力と動画の宣伝メリットを同時に活かせるYouTuberを、企業が利用したいと考えるのは当然と言えるでしょう。

VTuberもこれと同じ状況ですが、但し、YouTuberとVTuberでは動画の色合いに違いがあります。

VTuberは大きな可能性を秘めている存在

一般的な宣伝媒体として定着しているのは、YouTuberの方です。

中には人気芸能人に勝るとも劣らないような活躍をしているYouTuberもいるため、企業がCMにタレントを起用するように、YouTuberの宣伝効果は強力なものという認識があります。

VTuberの方はあくまでキャラクターであるため、生身の人間のようなリアリティのある宣伝がしにくい面もあります。

一方で、広告に使ったタレントやYouTuberが、イメージにそぐわないスキャンダルなどを起こした場合のリスクも存在します。

自社イメージを大きく損ねるようなことになれば、起用がかえって裏目になります。

その点、VTuberはキャラクターであるためその心配はなく、利用する企業側にとって安心感があります。

タレントやYouTuberを起用する場合は、自社商品のイメージに合った人を探す必要がありますが、VTuberであれば、新しいキャラクターを作って自社イメージに合わせることもできます。

その意味でも、VTuberは大きな可能性を秘めています。

動画配信としてVTuberを世に送り出そうとしている人にとって、期待の持てる状況とも言えます。

配信者は人気のVTuberを研究するのが効果的

キャラクターを作る技術のある人であれば、VTuberとして人気コンテンツを作れる可能性もあります。

また、最初から企業とタイアップして、その企業にあった独自のキャラクターを作ることもできます。

キャラクター的な自由度の高いVTuberであるだけに、これから新たな人気キャラクターが誕生することも大いに考えられます。

配信者の観点からVTuberの動画作成を計画している人は、まずチャンネル登録者数が多く人気のあるVTuberの動画を勉強材料にすることがおすすめです。

まとめ

バーチャルなキャラクターであるVTuberは、YouTube の動画配信が一般的になった今、新たなコンテンツとして可能性を秘めたものになっています。

動画配信としては同じでも、YouTuberにはない独自の特徴も持っているため、それを活かした新しいVTuberもさらに誕生していくでしょう。